どうも、

鼻炎治したいと、懇願して一カ月近くが経とうとしておりますが、この度、左右の上奥歯に虫歯が出来ました。ブログのプロフィールがシンプルで見やすい、でお馴染みの、わたくしです。


プロフ2


そんな密度の薄いしょうもない4コマをいつも見て下さっているだけでも割と斜め上だのに、その上さらに、角度を上げた感じのみなさまが、きっとこちらに来てくださっているんだろうな、なんて勝手な想像をさせていただきながら、まずお忙しい中貴重な寿命を使って来て頂いたことに、心より感謝申し上げます。


で、ようやく本題なのですが(毎回本題に入る前の、いわゆるつかみの助走が長くでごめんなさいね)先日、15歳からの付き合いの友人A子の40(シジュー)の誕生日がございまして、祝ったよって話なんですけれどね、やっぱりあれじゃないですか、10年の区切りって無条件に強いじゃないですか。39とか41の立場はどうなるのよ、って感じですけど、結局、節目だのキリ番だのと言われると、何というか色んなものを包み込んで一発でドーン感あるじゃないですか。なので、わたしももちろん、気が付いた時には、猛烈にやるきスイッチが入っていたんですけれども。

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《参考①:39の祝われ的立場ー2021年食卓より》


まあ、わたしって、自分で言うのもあれなんですけど、まあ言うんですけど、今やらんでいいことをさせたら突然ファンタジークラスの力発揮するところがあって、もちろん友人を祝うって今すべき重要事項なんですけれど、それとは別の所で何か普通とは違う何かがふと沸き上がった気がしたんですよね。


【――Funky な40になりたい】
かつて、40を目前にした彼女に、どんな10年にするか、というような節の質問をした時に、彼女は確かにこう答えていました。うん、確かに言ってた。だって、わたしって15歳の時から彼女に憧れ続けて運転免許だって乗りもせんのに、MT(ミッション)で(試験では何度も脱輪とエンストしたけど)取ったし、23時には勝手に瞼閉じるのに、ALLして知恵熱出したりしたこともあったし。だから、調べたんです。ファンキーを。そして、もし自分の大切な人に『願い』があるなら、それを叶えてあげたい。それがわたしのあげたい、したいことや!と心底深く、そう、思ったんです――。


【Funky―ファンキー① ジャズやソウルなどの音楽で、泥くさく粘りつくような感覚。 また、その演奏やそのさま。 ② 服飾が、原色を多く用いていて刺激的であるさま】

泥くさく粘りつくってJ-pop生まれJ-pop育ちのわたしにはちょっとよくわからなかったのですが、理解できるところだけだいぶ端折って、でまとめるとこうなりました。

ファンキー

ディスコ(年齢問わずキラキラ踊るイメージ)

ダンスホール

ミラーボール

スパンコール


そうですね(^-^)後半韻踏んでるんですよね。もうこの時点で奇跡(ファンタジー)起き始めてるのは言うまでもないんですけど、結局正解を引き当てるときってこういう奇跡的なビート刻み始めるって言うか、ファンキーだけに、で、まあ、結局気が付いたら


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ダイソー行ってましたよね。
(スパンコール仕入れに)

こういう時の行動力、普段一切発揮できないので、ちょっとだけ自分のモモをぐーで殴りたくなったんですけど、そんな事言ってる暇なかったんで、とにかくさっそくこれで友人の叶えたいであろうファンキーを応援しようと決めました。



【――初めてのスパンコール】
自分でも意外だったのですが、これがなんと人生初スパンコールだったということに気が付き、わたしはその大変さに改めて驚愕しました。でも何だか「人生初スパンコール」という響きが妙に気に入って、何かとんでもない事に気づく前に、このやや夢見がちな状態で始めてしまえ、という得意の誤魔化しで、わたしはいよいよスパンコールという地獄の扉を開けてしまうのでした。



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《参考②:かねて制作していたスパンコール縫い付け用の仕込みTシャツ from UT》


ここからは、あまり長くなってもよくないので、ざっとやりますけど(自由)結局私は何が言いたかったかと言うと、それってシンプルに







スパンコールまじ鬼。







ということなんですよね。


初めは要領得てないから、上手く縫えませんし、そもそも糸もよく見えませんし(老眼予備軍)穴に糸通りませんし、指さすし、でも血出ないし(でーへんのかい)つか、スパン(もう略しだした)の仕分けだけで、当初完成見込みにしていた24時間をとっくのとおに通り越してこの時点でマジで折れそうになったんですよね。

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《参考③:スパン仕分け前半、金色だけで金田一少年の事件簿8話分という恐ろしさ》

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《参考④この時期でもまだこたつ布団であり、仕分けても仕訳けスペアの袋が途切れないコスパ最強のダイソー産スパン》


真剣にもうやめようかなという言葉が何度も頭をもたげました。でも、思ったんです。わたしにあげられるものって何?仕事をし、家庭も持ち、懸命に生きる友人に、ほとんどその日暮らしで未だにしょうもない~とか言うて頭にうんこ乗せたキャラクターで漫画描いてるわたしが、できることって何?それってこれしかないんじゃないかな――…!








夜なべ。








間違いない。わたしは確信を得ました。そこからの集中力と言ったら目を見張るものがありまして、人間やはり、気が狂ってからが本番と言いますか、真の実力、見せ所と言いますか、とにかく恐ろしいほどの速さと雑さで、後半はずっと美輪さんのラジオを聞き流し、何度か丹波哲郎の声で三途川でバーチャルサボタージュをしながらも、なんとか結局3日くらいかけて縫い終えることができました。


UT

顔とか隠しているので、何とも出来たぜ感が画像から伝わらないのが、まじでええ加減にせえよな感じなのですが、ほんとに、初めの方は付け方も雑で時間もかかったんですけれども、後半は、浅田真央ちゃんの衣装作ってる人の気持ちまで勝手に担ってやってたんで(赤い部分とかですね)非情に綺麗ですね。(この後もまだ足りないなと思って袖や裾やに付けました)


で、結局何とか誕生日当日に間に合って、友人宅へ郵送したわけなんですけど、箱に詰める前に持ち上げて、完成品を改めて見てみた時に、こう、思ったんですよね。










正気じゃない。










ノーマルタイプも複数枚せっかくなんで送ったんですけど、それと比べたら、スパンついてる分、めちゃくちゃ重いし、何ていうんですかね、赤ちゃんのおむつってここまで吸水するんや、って感じた時と同等のずっしり感?ありましたし、裏面とかもとんでもない数の玉止めですし、そもそもこんな光の粒一個一個手縫いでやったんかと思ったら明らかに、明らかに、どうかしてるな、って感じた時、ふとこんな言葉が頭に降ってきたんです。







それやん。と。






このめでたさを、正気で祝える訳ないやんと。狂わな表せんほど、あんたの40はめでたいって思ってるぜ、こっちは。という強い意思表明にはもはやどうかしていないほうがおかしいなって。オムツに出す側はいつだって容赦なんかしてないよなと。


そうしてわたしは箱を閉め、ゆうパックをいたしました。郵便局員はもはや二重に見え、十円玉を財布から出すのに何度も手惑いました。郵便局を出て、薄曇りの空を見上げた時、ふと、友人の顔と声が過った気がしました。幻覚?幻聴?かもしれません。けれど、その幻覚の彼女はきっと、これを受け取ったあとの現実の彼女に違いない。そして、彼女はきっとこう願うでしょう。










『来年は、正気でいいで』











――自分の大切な人に『願い』があるなら、それを叶えてあげたい。それがわたしのあげたい、したいことや!や、や…







冒頭で述べた己の信念により、来年は救われそうです。





かしこ。

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ラインスタンプ遊び始めました。

アバターで遊んでたら正気じゃない物できました。おもろかったのでシリーズで作る予定です☆
暇つぶしに見るだけ見て遊んでね~


アバター楽しいスタンプA サミ助


sutanpu
※補足:サミコ通信は読みたい人のみにお知らせなどが無用に飛ばないよう過去記事を上書きして書いています。ですので、コメント欄は過去のまま残っていますが、もしおコメいただけるようでしたら、気にせずこちらの記事のコメント欄に残していってくださーい(^-^)


いつも本当にありがとう!また婦人科検診とか行ったら更新するねー(^-^)じゃ今日も良い一日を☆

サミコ拝
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